こんな人におすすめの記事です
・プログラミングでフリーランスとして働きたい！
・基本的なコーディングができるようになった！
・「プログラミングのために数学なんて不要だ！」と信じて疑わない
という人
結論
・「プログラミングに数学が不要」論は嘘とは言わないが，
それで到達できるのはせいぜい言われた通りにコーディングするだけのプログラマー
（プログラミングの作業職，コーダ）
・数学を学ぶことで，顧客の要求を効率的に叶えるためのロジックを考える思考が身につく
※おそらくこれが稼ぐフリーランスになるために必要な要件
（プログラミングの企画職）
「プログラミングに数学の知識は不要！」は本当？
こんにちは，りゅういえんじにあです．
昨今フリーランスという働き方が流行しだし，
プログラミングで独立を目指す方も増えてきましたね．
またその流れに対応して，プログラミングスクールも増えてきて
「プログラミングに数学の知識は不要！」という宣伝文句も散見されます．
でも「プログラミングで独立を目指す」ことを考えるとき，
「数学なんて不要」と言えるのでしょうか？
ちなみにりゅういえんじにあのプログラミング経験は以下の記事で書いています．
プロフィールにも書いていますが，りゅういえんじにあは
プログラミングを本業としているわけではないので，
一意見として以下読んでください．
数学の知識がないプログラマーと 数学の知識があるプログラマーの違いは何か
一言でいうと
「作業職」か「デスクワーク職」どちらに相当するか，
ということです．
数学の知識がないプログラマー(=コーダー)
確かに数学の知識がなくてもプログラミング（コーディング）自体はできます．
ただし，単純にソースコードを書く，ということがお仕事になるので
プログラミングの作業職（作業職）ということになってしまいます．
プログラミングのマックジョブと言ってもいいかもしれません．
単純にソースコードを書いた量（生産量）で給与が決まると
考えられるので，フリーランスとなると競争相手が多く，
価格競争になってしまうことが容易に想像できます．
「働いても働いても給料が上がらない」ということになりかねません
数学の知識があるプログラマー(=企画職)
数学の知識があれば，コーディングもできます．
それに加えて
いわばプログラムの設計図（ロジック）を
考えるという仕事ができるようになります．
ロジックを考えるという仕事は非常に重要で，
それによって
・プログラム全体の容量
・デバックの範囲
・使い勝手，拡張性
が大きく変わることになり非常に重要な工程になります．
ロジックを提案し（プログラミングの設計を決め）
実際にコーディングをするプログラマーにお仕事を振る，
いわば企画職，マネージャー的なポジションになります．
プログラムのロジックを考えるには数学が必須
プログラムのロジックを考えるには，どうしても数学の知識が必要になってきます．
なぜかというと，プログラムは数字の処理と
論理回路の処理によってできているからです．
数学の知識を持ち合わせていることで，
同じ処理でも少ないコードでこなすことができます．
現在のコンピュータは処理が高速化しているので，
多少コードが多くなったところで，計算スピードが変わることは
そんなにないでしょう．
しかしコーディングの量を適切に減らせれば
それだけミスも減らせるので高い品質のプログラムを
完成させることができるので高い評価を得やすくなります．
さらにいうとりゅういえんじにあ個人的には，
数学がわかっていない人が書いたプログラムで，
統計的な処理や，機械学習的な処理をしていた場合，
その品質はどうなの？と甚だ疑問に思います．
身近な例で説明
身近な例でも示しましょう．
例えばバスの運行に例えると以下のようになると思います．
免許さえ持っていればバスは運転できますが，
その他の業務（バスに指示を出すなど，全体を管理するお仕事）は
それなりの専門知識がないとできません．
数学を知らないプログラマー
→バス運転手
（実際にバスを運転した街を回る人，作業職）
数学を知っているプログラマー
→バス会社の司令部で指示を出す人
（どのルートをどのくらいの時間間隔で走らせれば稼げるかを考える人）
（デスクワーク職）
後者（数学を知っているプログラマー）の方が
良い給与を得ることができるだろうな，と
想像できるかと思います．
おわりに
今回「プログラミングに数学の知識は必要か否か」という点で記事を書きました．
単純にパソコンのキーボードをタカタカ叩く行為をしたい，
ということでしたら数学は必要ないでしょう．
ただ，
「プログラミングで食べていきたい，スキルアップをしていきたい」と考えている
のであれば数学の習得は必須です．
お仕事の選択肢を広げるならば，数学を学んでおくことをおすすめします．
ありがとうございました．
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