こんな人に読んでもらいたい記事です
・毎年年賀状印刷の度にプリンタのトラブルに見舞われて困っている．
・年賀状印刷くらいにしか使う予定ないんだけど，プリンタって買った方が良いかな？
という人
結論
・プリンタ（インク）は使わないと劣化する
→「年一の年賀状作り」のためだけにプリンタを購入するのはおすすめしない！
・毎年年賀状の印刷くらいにしかプリンタを使わないなら，
代わりに年賀状プリント（ネットプリント）サービスを使うのをおすすめ！
年賀状のためにプリンタ購入はおすすめできない
こんにちはりゅういえんじにあです．
年末年始が近づき，年賀状の準備をする方も多いかと思います．
普段は年賀状出さないけど昨今の状況から
「今年は年賀状にしてみようかな」と思う方も多いかと思います．
その際問題になるのが，プリンタ使うか否かです．
実はプリンタ（とインク）は定期的に使わないと劣化してしまうので，
年賀状だけのためにプリンタを購入するのはおすすめしません．
今回はその理由と，年賀状くらいしかプリンタを使う用途がないという人が
どのように年賀状を用意すればよいのかご紹介します．
プリンタを使わず放置しとくと劣化する
年賀状のためだけにプリンタを購入するのをおすすめしないのは，
「使わないと劣化する」からです．
「使わないと劣化する？」というのは違和感があるかもしれませんので
以下で紹介します．
(1)インクヘッドのつまり
インクヘッドからインクの液体を噴射し，
紙に落とすことで目的の柄を印刷します．
このインクヘッドの穴は非常に微細なものですので，
使わないとインクヘッドの穴にゴミが詰まったり，
(2)のようにインクが劣化してインクそのものが固まってしまいます．
定期的にインクを流してきれいにすることが重要です．
年賀状の作成以外に定期的に何かしらの印刷を行っていれば，
ゴミなどが付着すして固まってしまうという可能性は低くなります．
定期的にプリンタを使う予定がないのであれば，
プリンタの購入は考えた方が良いと思われます．
もちろんヘッドのクリーニング液・洗浄液もあるのですが，
一度詰まってしまうとなかなか直りません．
(2)インクそのものの劣化
プリンタのインクには発色用の顔料（？）の他に，
紙へなじみやすくする水や有機溶剤が使われています．
インクを開封してから放置しておくとそれらが蒸発してしまい，
インクの劣化を招きます．
(1)にもあるように普段から印刷をしていれば
インクが劣化する前に使い切ってしまうので問題ないですが，
一年まるまる放置となると，劣化は避けようがありません．
インクが劣化すると思った通りの発色が出ないなど，
印刷品質に影響します．
実際自分が使っていたときインクの劣化のせいか，
黒で印刷した文字が白抜きになってしまったトラブルがありました．
(3)ベルトやその他ゴム部品の劣化
プリンタのインクヘッドは，ゴム製のベルトで駆動されています．
また紙を送るローラーにもゴムを利用し，適切な摩擦が得られるようにしています．
そもそもゴム材料は時間とともに劣化します，それは避けられません．
しかし一部にずっと力がかかっている状態になったりすると，
その部分からより劣化が進みます．
例えばベルトはゴムでできているので，常に引っ張られている状態になっています．
定期的に印刷しない（インクヘッドを動かさない）と
常にベルトの一部に力がかかっている状態になるので
ベルトの劣化が早まるのです．
ベルトが劣化するとインクヘッドの位置精度が低下するので，
プリントする絵柄がずれてしまうなどの影響があります．
毎年年賀状の印刷くらいにしか使わないなぁ… →思い切って年賀状印刷サービスを使おう！
以上の理由から，
「普段プリンタは使わないが年賀状作りのためにプリンタを購入する」
のはあまりコスパの良い方法とはいえません．
年賀状を作成するのであれば，年賀状印刷サービスをおすすめします．
年賀状を含めた，はがき印刷サービスについては以下で紹介しています．↓
おわりに
今回，年賀状を印刷するためだけであれば
プリンタを購入しない方がよい，という視点でお話しました．
もちろん普段から「趣味の写真を印刷している」とか
「仕事の書類を印刷している」方であれば購入してガンガン使うでOKと思います．
普段のライフスタイルにあわせてプリンタの購入を検討してみてください
年賀状作りの参考になれば嬉しいです．
ありがとうございました．
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