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【え,KYしてないの?】~安心安全な生活に役立つ習慣~ 危険予知

技術者目線の小話
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こんな人に読んでもらいたい記事です

・KYってなにそれおいしいの?

という人

結論

・KY(危険予知)を習慣化して日々の生活を安全に過ごそう!

・危険は以下の要素で構成されています.
(1)危ない状態(正式には「不安全状態」)
(2)危ない行動(正式には「不安全行動」)
これらを取り除くことを考えよう!

「KY」ってなにそれおいしいの?

こんにちは,りゅういえんじにあです.

今回は安全にお仕事をするために,
今や必須(常識)のKYについてご紹介します.

試しにKYについて検索をしてみたのですが,
工場や作業所などお仕事に関わる内容のサイトが大部分を
しめていました.

ですが,これは普段の生活でも役に立つ考え方なので本記事で紹介します.

KYとは?(答え:危険予知)

まずKYとは何でしょうか?「空気読めない」ではないですよ笑

KYは「危険予知」の頭文字です.

一般的には産業界(働く現場)ではKYの次にTをつけて
「KYT」(危険予知トレーニング)という言葉を作り
安全に働く教育を行っています.

KY活動(危険予知活動)などど言ったりもします.

本記事では,KYの考え方にフォーカスしていきます.

KYの考え方を生活に活かそう

さて,この記事では「KYT」(危険予知トレーニング)の
細かなやり方を説明するなどのことはしません.

大真面目にKYT(危険予知トレーニング)をやろうとすると
「〇〇するときは,▲▲しょう,ヨシ!」などという
掛け声のようなことをやらなくてはいけなくなります.笑

もちろん,この掛け声も意識を参加者の中で
共有するという意味合いがあるのですが
正直普段生活の中では,必ずしもやる必要はないと思います.

ではなぜKYの考え方は生活にも活かせるのでしょうか?

それは本来のKYの目的が「危険に対する感受性を高めること」にあるからです.
(それを,訓練としてやるのでKYTという言葉が生まれたのです)

日々の生活にはそもそも危険(危ない状態)が潜んでいるぞ,
と意識することでそれらを回避できるようになります.

また,その対策を整理して考えることができるようになるのです.

KYの考え方のポイント

ここではKY(危険予知)の考え方のポイントをご紹介します.

危険があって,それによって何かしらの結果(けがを負うなど)が生じます.
なんとかしてその危険をなくすことを考えます,

そのポイントは,「危険を2つの要素に分けること」です.

その2つとは

(1)危ない状態(正式には「不安全状態」)
→第三者が対策することで対応可能なもの
(ものや環境を整備するなど)
(2)危ない行動(正式には「不安全行動」)
→本人が意識して避けなければならない行動
(周りがどんなに対策しても,本人が気をつけないとどうにもならないこと)

です.

結局は(2)がなければ危ないことに
ならないことがほとんどなのですが,
人間は意識しないと(2)をやってしまいます.

なので(1)をいかに徹底的にやって,
(2)が起きないようにするかが
実際の現場でのポイントになっています.

これを習慣化することで危険を少なくすることができます.

※品質管理における「ポカヨケ」,「フールプルーフ」の考え方に近いかも知れません

コロナウイルス対策を題材にKYを考えよう

さて,今現在安全な生活に関わる
超重要トピックスといえば「新型コロナウイルス感染」ですよね.

これをKYTの考え方で,危険の要素を分解してみようと思います.

(1)危ない状態(正式には「不安全状態」)
→マスクをつけていない状態,人が密集している状態
(第三者が対策することで対応可能なもの,ものや環境を整備するなど)

(2)危ない行動(正式には「不安全行動」)
→手を洗わずに食事をする
(本人が意識して避けなければならない行動)

結果:コロナウイルス感染

このように,危険の要素を
(1)危ない状態,(2)危ない行動に分けることで
第三者がものや環境を変えることで対策できるもの,
本人が意識して行動を変えていかなければならないものに
分けることができるようになります.

例えばコロナウイルス対策を考えたとき,大人が(1)に対する対策をとることができれば,
これは意識的に行動を変えることがまだ難しい子どもを
可能な限りリスクから遠ざけることができるということになります.

当然ですが,ウイルス対策以外にも危険は転がっています.

例えば雨の日は床が滑りやすく転倒しやすいので(危険予知),
滑りにくい靴を履いてみましょう.↓

おわりに

今回は,KYの考え方をご紹介しました.

自分の生活で起こりうる危険に対する感受性を高めるために,
KYを行います.

そのときのポイントを説明しましたが,
それらを習慣化することで生活を安全に近づけることができます.

参考になれば幸いです.

ありがとうございました.

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