SSDの故障に伴い、PCが使えない
使っていたLenovoのノートPC「82LM007GJP」のSSDが故障した、SSDを交換することで復活した。
PCの買い替えも考えたが、最近の半導体相場の上昇に伴いパソコンの買い替えには10万円単位の費用が掛かることが分かった。さすがににそこまでかけてPCを替えるメリットがないので、SSD交換で対応することにした。
PCパーツのことよく知らないブログ管理者がパーツ交換に挑戦した記録。
PCの動きがおかしい。SSDの故障と判断した
使っていたLenovoのノートPC「82LM007GJP」の調子がおかしいと感じる。
具体的には
- windowsの起動が遅い、ファイルやソフトの実行が遅い
- ファイルのコピーに時間がかかる
という感じ。
SSDの故障診断ソフト「CrystalDiskInfo」を使うと…
真っ赤
この事実をもとに「SSDが問題、故障している」と判断した。
もともとローカルにファイルを保存していないこと、そもそも故障以前のWindows環境をそのままクローンするという方法も難しい。
今回は古いSSDの環境をそのままコピーするクローンではなく、新しいSSDにWindowsをクリーンインストールすることにした。
(データのバックアップ大事…)
SSD選びですったもんだ
■最初は「M.2 NVMeなら何でもいい」と思っていた
SSDを交換することになって、まずAmazonで500GB前後のNVMe SSDを探し始めた。
最初は、「M.2 NVMe SSDを買えばいい」くらいに考えていた。
実際、Amazonには500GB前後のM.2 NVMe SSDが大量にある。
価格や読み書き速度を比較して、いくつか候補を見つけた。
しかし、ここで重要なことに気づいた。M.2 SSDには、物理的なサイズの違いがある。
■実際にPCを開けてみる
そこで、SSDを注文する前にLenovo 82LM007GJPの裏蓋を開けて、現在搭載されているSSDを確認することにした。
これが結果的に正解だった。
実際に中を確認してみると、搭載されていたのはM.2 2242サイズのSSDだった。
自分が最初に購入しようとしていたSSDはM.2 2280。
つまり、性能や容量以前に、サイズが違う。
危うく使えないSSDを購入するところだった。
SSDを選ぶときに確認したいポイントまとめ
今回、SSDが故障したことをきっかけに交換することになり、実際にSSDを探してみて分かったのは、「M.2 NVMe SSDなら何でもいい」というわけではないということだった。
AmazonなどでSSDを探していると、容量や読み書き速度ばかりに目が行ってしまう。
しかし、まず確認しなければならないのは、「そもそも自分のPCに取り付けられるSSDなのか」ということ。
今回の経験をもとに、SSDを選ぶときに確認したいポイントをまとめておく。
■ 1.M.2のサイズを確認する
まず最重要なのが物理的なサイズ。
M.2 SSDには、
- M.2 2230
- M.2 2242
- M.2 2260
- M.2 2280
などのサイズがある。
例えばM.2 2242は幅22mm、長さ42mm。M.2 2280は幅22mm、長さ80mm。
どちらも「M.2 SSD」だが、長さが全く違う。
今回のLenovo 82LM007GJPに搭載されていたのはM.2 2242だった。
最初はM.2 2280のSSDを購入しようとしていたので、実際にPCの中を確認していなければ、取り付けられないSSDを買ってしまうところだった。
ノートPCのSSDを交換する場合は、商品を探す前に現在搭載されているSSDのサイズを確認しておくことが重要。購入前にカバーを外す手間は惜しんではいけない。
■ 2.NVMeなのかSATAなのかを確認する
次に確認するのが接続方式。
M.2 SSDには、M.2 SATAとM.2 NVMeがある。
どちらもM.2という形状なので紛らわしいが、同じものではない。
今回の交換では、現在のSSDがNVMeだったため、交換用SSDもNVMeを選ぶ必要がある。
「M.2」という文字だけを見て購入するのではなく、
「M.2 2242 NVMe」
のように、サイズと接続方式の両方を確認する。
■ 3.PC側のPCIe対応状況を確認する
NVMe SSDの場合は、PCIeの世代も確認したい。
SSDにはPCIe Gen3、Gen4、Gen5などがある。
ただし、SSD側がGen4だからといって、必ずしもGen4対応PCでなければ使えないというわけではない。
PC側の対応世代に応じた速度で動作するため、SSDの商品ページに書かれている最大速度だけを見て判断しないことが大切。
「SSDが何世代なのか」と「PC側が何世代なのか」は分けて確認する。
まぁ自分の場合、ブラウジングやブログ更新、事務作業くらいで重い作業をしないのであまり気にしなかった。
■ 4.容量を決める
次は容量。今回検討したのは500GB前後。
SSDには、
- 256GB
- 500GB
- 512GB
- 1TB
- 2TB
など、さまざまな容量がある。
Windowsだけでなく、アプリや写真、動画なども保存するのであれば、容量にはある程度余裕を持たせたほうがいい。
一方で、単純に容量が大きければいいわけでもないので、自分の用途と予算のバランスで決める。
自分は500GBにした。
■ 5.NANDの種類を確認する
SSDの仕様を見ると、「TLC」「QLC」といった表記がある。
SSDを比較するときは、このNANDの種類も確認したい。
今回調べていて分かりにくかったのが、「3D NAND」としか書かれていない商品。
「3D NAND」という表記だけでは、TLCなのかQLCなのかまでは分からない。
長期間使うことを考えるなら、NANDの種類まで確認できる製品のほうが比較しやすい。
とはいえ、今後パソコンのマザーボードの故障も起こりうるので、あまり気にしなかった
■ 6.TBWを確認する
SSDには「TBW」という指標が記載されていることがある。
TBWは、SSDの書き込み耐久性を見るための目安。
今回調べた製品でも、160TBWや350TBWなど、製品によって違いがあった。
もちろんTBWだけでSSDの寿命を判断できるわけではないが、同価格帯の製品を比較するときの参考にはなる。
■ 7.読み込み・書き込み速度だけで判断しない
SSDの商品ページでは、
「最大読み込み4,800MB/s」
「最大書き込み2,650MB/s」
といった数字が大きく表示されている。
数字が大きいほど速そうに見える。
ただし、これはSSD単体の最大性能。
実際の速度は、PC側のPCIe世代やCPU、その他の環境によって変わる。
そのため、
「最大4,800MB/sだから、自分のPCでも4,800MB/s出る」
とは限らない。
SSD選びでは速度だけを追いかけるのではなく、自分のPCとの組み合わせで考えることが重要。
自分は「PC側のPCIe対応状況を確認する」で述べたように、速度はあまり気にしなかった。
■ 8.ノートPCなら厚さにも注意する
ノートPCの場合は、SSDの厚さも確認したい。
デスクトップPC向けの商品には、大型のヒートシンクが付いているSSDもある。
しかし、ノートPC内部はスペースが限られている。
サイズが合っていても、ヒートシンクなどが干渉して取り付けられない可能性がある。
ノートPC用なら、基本的には薄型で、そのPCに取り付けられる形状のSSDを選ぶ。
自分が最初に選びかけたものはヒートシンクがすでに固定されていたので、危うくPCのカバーが取付られないことになるところだった
■ 9.保証期間を確認する その他
その他、自分ではあまり気にしなかったが、人によっては気にした方がいいものをまとめたい。
- 保証期間
- 保証期間、保証の条件、故障した場合の問い合わせ先、販売元
- メーカー・販売元・レビューも確認する
- 正常に認識されたか、実際の速度はどうだったか、長期間使用できているか、突然認識しなくなったケースはないか
