こんな人に読んでもらいたい記事です.
「なにをしてもなかなか思ったようにできない…」と落ち込みがちな人
結論
「なにをしてもなかなか思ったようにできない…」
大丈夫です.
「やらなくちゃいけないことをする」 = 自然の流れに逆らうすごく大変なこと
これは万物を縛る物理法則(エントロピー増大則)によって定められた大原則です.
着手できただけで儲けもの,もう少し自分に優しくなりましょう.
はじめに
こんにちは,りゅういえんじにあです.
何をするにも大変で,なかなかうまくいかないと思うことはありませんか?
大丈夫です,何かをするというのはそれだけでエネルギーを使うんです.
それは万物を支配する物理法則である「エントロピー増大則」によって説明できます.
だからうまくいかなくても気にすることはないよ,と励ましたい記事です.
エントロピー増大則とは?
まずエントロピーとは「乱雑さ」を表す言葉です.
エントロピー(乱雑さ)が大きいと「散らかっている状態」,
エントロピー(乱雑さ)が小さいと「整理されている状態」
を表します.
一般的にいうと「エントロピー増大則」は
「整理されているものは,その状態が崩壊する方向に自然に進んでいく」
ということができます.
もっとざっくり言えば,
「放っとくとあらゆるものはとっ散らかった状態になる」
です
例えば温かい牛乳にココアパウダー
(ココアが粉として整理されている状態:エントロピー小)
を入れます.
すると牛乳のココアパウダーが溶け出し美味しいココアができます.
(牛乳の中にココアパウダーが散らかっている状態:エントロピー大)
これが「エントロピー増大則」です.
ところが逆に美味しいココアがあったとして,それを保存したいから
ココアパウダーと牛乳を完全に分離する
(エントロピーが大きい状態から小さい状態)にすることはできるでしょうか?
答えは基本的にはNOですよね?
何か特別な装置などがあればできるかもしれませんが,
それには大きな労力・エネルギーが必要なのです.
このように「エントロピー増大則」は視点を変えると
「整理されていない状態のものを整理するには,
外部から何かをしてあげないといけない」
ともいうことができます.
やらなくちゃいけないことをする=自然の流れに逆らうすごく大変なこと
上記の例だけではありません.
お部屋は生活していくうちに散らかるし,
それを掃除しようと思ったら大変…
お料理を盛り付けるお皿も棚から取り出して,
食事が終わったら大変な思いをして片付けないといけない…
このように,基本的に普段生活中で
「やらなくちゃいけないことをする」
→「エントロピーが大きい状態から小さい状態に移行させる」
→「整理されていない状態のものを整理する」
→エネルギー(労力と言って差し支えないでしょう)が必要.
つまり
「やらなくちゃいけないことをする」 = 自然の流れに逆らうすごく大変なこと
なのです.
やらなきゃいけないことを始めただけで偉い!
そんなことが言えます.
おわりに
何かを成し遂げるって実はすごくエネルギーがいることなんです.
なんてったって,「エントロピー増大則」によって
世の中のあらゆるものは「整理されている状態」から「整理されていない状態」に
進もうとしているのです.
何かを成し遂げるということは,その逆をすることになるので
大変なんです.
だから始められただけで偉い,そう思いましょう.
ありがとうございました.
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