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圧力鍋で煮込み料理を作ろう!高校の知識でわかる圧力鍋をおすすめする理由

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こんな人に読んでもらいたい記事です.

・寒い時期なので煮込み料理を作りたい!

・圧力鍋何が良いの?

・「ボイル・シャルルの法則」って習ったけど,どこに使われてる?

という人

結論

・煮込み料理を作るときは圧力鍋を使おう!

・その原理は高校生の知識(「ボイル・シャルルの法則」)で説明できます!

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はじめに

こんにちはりゅういえんじにあです.

寒い時期になりました.

煮込み料理が美味しい季節ですね.

ところで,煮込み料理はどうやって作りますか?

ちょっとお値段は張るかもしれませんが,
圧力鍋で調理してみませんか?
という話です.

「ボイル・シャルルの法則」ってなんだっけ?(高校物理のお話)

ボイルシャルルの法則とは
「一定量の気体の体積Vは 圧力Pに反比例し,絶対温度Tに比例する.」
という話です.

言い換えると
「体積V,圧力Pの積を絶対温度Tで割ると一定値」ということになります.

図で書くとこんな感じです.

詳しくはググってください.

圧力鍋をおすすめする理由

「ボイル・シャルルの法則」をもとに
煮物を作るのに圧力鍋をおすすめする理由を紹介します.

(1)調理中の温度が上がりやすい→時短!

蓋をした圧力鍋を加熱するとお鍋の中身の圧力が上がります.

「ボイル・シャルルの法則」を眺めるとお鍋の圧力が上がると,
それに伴い温度Tも上がります.

(分数の性質で圧力が関わる「分母」が大きくなると,
温度が関わる「分子」も大きくしないと一定値にならない)

これが何を意味しているのかというと
「蓋をしないお鍋を単純に加熱するよりも温度が100℃以上に上がり,
食材に熱が通りやすくなる(短い時間で加熱できる)」
ということです.

大気圧中では水は100℃で沸騰してしまうので,
それ以上温度を上げることができません.

圧力を逃さないことで,温度が上がりやすくなります.

(2)味がしみこみやすい→美味しく完成!

今度は圧力Pを受けると食材はどうなるかを考えてみます.

圧力を受けると食材に力がかかることになるので
その分ダメージ(傷むって意味ではないです)が
入って味が染み込む穴が増えます.

その状態で加熱圧力を抜くと,
その穴から味が染み込みます.

注意:温度の上がりすぎに注意

脂の多い煮込み料理(カレーなど)には適しません.

なぜかというと下手したら火が出るからです.

揚げ物をするときに油の温度が上がると火が出ますよね,
これは有名ですよね

再度ボイル・シャルルの法則をながめると,
圧力Pが増える(逃さないと),温度Tはその分まで高くなります.

理屈的には圧力Pが無限に増えると温度Tも無限に上がります.
(もちろん,現実にはお鍋表面から熱が逃げるので温度が無限に上がることは無いです)

こうして温度Tが油の発火点に達すると火が出るということになります.

対策としては適切に圧力Pを逃して(圧力を下げる),
温度Tが上がりすぎないようにすることがあります.

圧力を逃がすための弁を塞がないようにしましょう.

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おわりに

今回は煮込み料理を圧力鍋を使って調理することで,
どんな嬉しいことがあるか大真面目に説明しました.

科学を身近に感じるきっかけになれば嬉しいです.

ありがとうございました.

 

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