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【引っ越しシーズン到来】【賃貸】【知識を身に着け仲介手数料を交渉しようというお話】(交渉テンプレートあり)

生活向上アイデア
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こんな人に読んでもらいたい記事です

・異動などで賃貸物件を探さなければならない

・いつも引越で仲介手数料がなんか高いなぁと思う

・お安く賃貸契約をしたいぞ!

という人

結論

・「不動産屋さんが請求できる仲介手数料には上限がある」
ことを知識として知っておこう
(家主+借り主=最大家賃1ヶ月分)

・仲介手数料として1ヶ月分がよく出てくる相場だけど,
借り主は0.5ヶ月分より多く払う必要はない!

・交渉する流れも紹介!

・賃貸契約が終わったら,
オトクに引越をしましょう.

仲介手数料に要注意

こんにちは,りゅういえんじにあです.

秋は多くの会社で異動のシーズンと言われています.

もっとも今年はコロナの影響で,
大々的な異動はないかもしれませんが,
それでも転居を伴う異動は多いでしょう.

賃貸物件を借りるときには敷金,礼金,などなど様々な費用がかかりますよね.

今回はその中から「仲介手数料」を
ピックアップします.

実は不動産やさんから見積もりで出される
「仲介手数料」は
不動産やさんが儲けるための価格かもしれないので注意しましょう
という話をします.

仲介手数料には上限がある!

不動産やさんが請求する「仲介手数料」は,
家主と借り主の賃貸契約が成功したときの
「成功報酬」にあたるものです.

一般的には0.5ヶ月から1ヶ月が,
借り主に請求されることが多いようです.

ところが

じつはこの仲介手数料は家主さんも請求されていて,
その合計(借り主が請求されたもの+家主が請求されたもの)は
家賃1ヶ月分以内でなければならない
とされています.

しかも合意ががある場合を除いて,
家主と借り主それぞれから請求できるのは
賃料の0.5ヶ月以内となっています.

依頼者の承諾がある場合は、いずれか一方から賃料の1ヶ月分以内を受けることができる。ただし、この場合も貸主と借り主から受ける報酬の合計額は、賃料の1ヶ月分以内でなければならない。

引用:公益社団法人全日本不動産協会
「仲介手数料」について

つまり

あなたの合意がない状態で「賃料の1ヶ月分」が
「仲介手数料」として請求されていた場合,
不動産やさんが儲けを多くしたいがための価格である可能性があります.

エビデンスを示して交渉しよう

さて,賃料の1ヶ月分が仲介手数料として請求されていたとして,どうしましょうか.

そのままの言い値で払うのではなく,少し交渉してみましょう.

以下にりゅういえんじにあの交渉したときのメール文面をお示しします.

前略

(4)仲介手数料のご相談をさせてください.
宅地建物取引業法により,借り主の支払う仲介手数料の上限は承諾がない場合賃料の0.5ヶ月分以内(今回は〇〇円)となっているようです.
ただ,今回家主様と交渉して頂いたので▲▲円でお支払いさせていただきたく思います.
ご検討いただけないでしょうか.
https://www.zennichi.or.jp/public/knowledge/lease/chukai/

ポイントはこっちも勉強しているから騙されないぞ,といいつつ
丁寧な依頼,譲歩しているという形をとるということです.

もちろん相手方にも「契約しない」という選択肢はありますので
あまり態度が大きいと「じゃあ他へどうぞ」ってなることもあります.

人と人の交渉ごとですからね,丁寧に接するのは大事だと思います.

これによって以前りゅういえんじにあがお引越したときには,
仲介手数料を賃料の0.6ヶ月程度に抑えることができました.

※このときは不動産やさんに礼金の交渉など,様々やっていただいたので
感謝を込めて賃料の0.1ヶ月分は多めに支払うことにしました.

チップの感覚でやれると良いかもしれません.
お互いに納得した上で契約を進めましょう.

その他賃貸に関する法的なお話の詳細は
以下の本にまとめられています.

おわりに

今回「賃料の1ヶ月分」の仲介手数料の請求が,
借り主の同意無き場合は違法になるかもという話をしました.

これで浮いたお金で,少しオシャレな家具を買ったりしたら
新生活が楽しくなりそうですね.

しかしながら人と人の関係ですので,りゅういえんじにあ個人的には
不動産やさんにいろいろ親切にしてもらった場合は感謝の気持ちを込めて
少し多めにお支払いするくらいの気持ちを持ちたいなと思っています.
(いわゆるチップってやつですね)

ありがとうございました.

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