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【卓上調理器】【加熱方式・効率を考えたら卓上調理器はIH型一択だ!その理由を解説】

生活向上アイデア
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こんな人に読んでもらいたい記事です

・某感染症のせいで外食する機会が減った,お家で焼き肉やお鍋を楽しみたい!
という人

結論

ホットプレートなどの卓上調理器はIH方式がおすすめ!

 

はじめに

こんにちは,りゅういえんじにあです.

気温が下がってきて寄せ鍋が恋しい季節になってきました.

また,例の感染症で外出する機会が減ってきてお家焼き肉をすることが増えてきました.

家でこうした食事をするのに必要なのが,ホットプレートなり,グリル鍋などの卓上調理器です.

その方式にも「IH式」と「シーズヒータ式」の2種類あります.

その中で「IH式」をおすすめする理由を技術者視点を交えてご紹介します.

たとえばこんなのはどうでしょう?

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感想(2件)

それぞれの特徴をご紹介

(i)IH式の特徴

最近はキッチンのガスコンロの代わりに設置されることも多くなったIH式です.

これは鍋をセットする位置のコイル(電線をぐるぐる巻にしたもの)が

仕込まれており,スイッチが入ると磁場(磁石の力を発生させるもの)ができます.

それを金属でできた鍋などに当てると,熱が発生するという仕組みです.

コイルや,それに流す電流(交流電流)を作るために,後述するシーズヒータ式に比べて

少し値段が高いという特徴があります.

余談ですが,高周波の電流を流すためそれがスマホやWiFiの通信を妨げる場合も考えられます.

(ii)シーズヒータ式の特徴

ニクロム線などの抵抗に電流を流して発生した熱をフライパンなどに伝える方式です.

IH式と比べると電気をヒータ部に流すだけで熱が発生するため,
単純な部品の組み合わせだけで製品を構成できる.

安価な製品が多い

IH式をおすすめする理由

ここではIH式とシーズヒータ式を比較したときになぜIH式をおすすめするかを紹介します.

(1)熱効率が良い(すぐ熱くなる!)

シーズヒータ式と違い,電磁波で直接鉄板or鍋を温めます.

したがってエネルギーのロスを最小限に抑えることができます.

一方シーズヒータ式は一度表面を熱くしてその熱を鍋や鉄板におくります.

その際どうしても「熱抵抗」というもので,

ヒータで発生した100%の熱を鍋や鉄板に伝えられるわけではありません.

また外部にも熱が逃げます.

例えばお鍋に新しい具材を入れて煮込みたいと思ったときに,温かくなるまで時間がかかります.

また焼き肉をしていて,お肉が焦げ気味だから温度を抑えようと思ってもしばらくはその温度で加熱し続けます.

以下のように冷凍食品を解凍するときにも,熱をどう伝えるかが重要になってきます.

併せてごらんください.

(2)温度調整がしやすい(狙った温度でキープできる)

まずどちらでも温度調整可能です.

IH式は鍋底の温度を計測しており,比較的正確な温度を計測できます.

またそれにあわせて内部のコイルに合わせる電流をスムーズに調整できるので,

細かな温度調節ができるようになります.

一方シーズヒータ式の場合はヒータ部の温度を計測しているので,

正確に鍋or鉄板の温度を計測できているとは言い難いです.

また,温度の調整もヒータのON/OFFを切り替えているだけのものも多く,

温度が断続的に変化してしまうという特徴があります.

(3)お手入れが簡単(軽く拭くだけ)

キッチンに備え付けてあるのでご存知の方も多いかもしれませんが,

IH式は表面がガラスなどのつるつるした素材で作られていたりします.

これはつまり何か汚してしまったとしても,窓を拭く要領で軽く汚れを拭き取ることができます.

一方シーズヒータ式は熱の伝導を良くするために,表面が金属になっています.

アルミなどでできているものであればよいのですが,安価なものであれば鉄でできている場合

表面にサビができて触るたびに鉄くさくなる恐れがあります.

またIH式とは異なり,表面が発熱するので簡単に焦げてしまう恐れがあります.

おわりに

今回,一般的に卓上調理器として使われるヒータの種類として

IH式とシーズヒータ式をご紹介しました.

値段が違うなどの差はありますが,個人的にはIH式をおすすめします.

こうした器具を有効に活用して,ぜひおうちごはんを楽しんでみてください.

ありがとうございました.

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