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「弊社への志望理由は?同業他社じゃだめなの?」と聞く企業はナンセンスと感じる理由

お仕事アイデア
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こんな人に読んでもらいたい記事です.

・これから面接を受ける!

・「弊社への志望理由は?同業他社じゃだめなの?」
的な質問を受けたらどうしよう…

という人

結論

・面接で「弊社への志望理由は?同業他社じゃだめなの?」と
聞く企業はナンセンス.志望順位を考えた方が良いかも

・代わりに「この会社で何がしたい?何ができる?」
と聞くほうが,求職者側・企業側ともに
意味のある面談になる.

面接ではナンセンスな質問が多い

こんにちはりゅういえんじにあです.

採用面接時に
「弊社への志望理由は?同業他社じゃだめなの?」
的な質問をされたら困りますよね笑

実際りゅういえんじにあも新卒採用時に
そのような質問をされて困りました.

だって単純に
「自分の専門を活かせて待遇も納得できるレベルだったから」
に他ならなかったからです.

その会社が大好きなんてことはなかったです.

ましてや滅私奉公なんてもってのほかです.

でも冷静に考えたら,この質問って仕事をする上で
全く本質的じゃなく無意味な質問に思えるのです.

無意味な質問をする会社はナンセンスで,
志望順位を考えたほうが良いと思う理由をまとめました.

質問「弊社への志望理由は?同業他社じゃだめなの?」の無意味さ

(1)会社への忠誠心を聞く質問であり本人の能力に関係ない

会社の業績を上げる大きなファクターは,
社員が仕事をするかどうかであり忠誠心ではありません.

極端に言えばどんなに会社のことが
嫌いでも職務に対して最高のパフォーマンスを
示すことができればOKなはずです.

逆にどんなに会社のことが好きでも
仕事をしない社員が必要なのでしょうか?
言わずともわかるはずです.

にも関わらずわざわざ忠誠心を試すような質問をするのは
はっきり言って時間の無駄だと言わざるを得ないでしょう.

その会社大好きな(愛している?)面接官の
満足感を高めるだけです.

(2)時代遅れの体質しかもたないことを自らアピールしている

今度は時代背景からこの質問の無意味さを考えます.

質問「同業他社じゃだめなの?」は
終身雇用制度を前提としているものとも言えます.

なぜかというと「終身雇用してやるから,
黙って会社のいうこと聞いて嫌な仕事も転勤も受け入れろよ」
という主従関係(?)がこれまでに成り立っていたからです.
(メンバーシップ型雇用とよく言いますよね)

さて近年日本では労働人口が
減少していくことがほぼ確定事項です.

そんな背景からか企業としてはどんどん効率化が
推し進められていて,終身雇用制度にメスがいれられつつあります.

かの天下のトヨタ自動車でさえ
「終身雇用は難しい」旨の発言をしています.

終身雇用(メンバーシップ方雇用)の代わり
としてジョブ型雇用という考え方が注目されています.

これは「職務を明確に定めた上で雇用する」といったもので,
企業としては終身雇用を保証することなく,
必要な人材を確保することができるというものです.

メンバーシップ型雇用ではなくジョブ型雇用に
主流が代わりつつある現代において,
仮に終身雇用を前提とした質問をしたらどうなるでしょうか?

質問を通して
「弊社は時代遅れの考え方を持っています」と
ご丁寧にお知らせしているものと同義です.

質問「この会社で何がしたい?何ができる?」の方が よっぽどお互いのためになる

終身雇用(メンバーシップ型雇用)ではなく
ジョブ型雇用に主流が代わりつつある現代は,
採用面接は会社への忠誠心よりも
そこに貢献できる能力に着目されるのが自然です.

それを考慮するとより深堀りして聞くべき質問は
「この会社で何がしたい?何ができる?」といったものに
なるはずです.

その質問は
・企業にとっては「その人が自分の会社が求める職務に対応できるか」
・求職者にとっては「その会社が自分の能力を活かせる場か」
を見極める極めて重要かつ有意義な質問になるはずです.

このように建設的な質問,回答のキャッチボールができ
お互いの価値観をしっかり見極める機会になるとよいですね.

おわりに

今回は採用面接において,
「弊社への志望理由は?同業他社じゃだめなの?」と
聞く企業はナンセンスだなと思う理由をまとめました.

自分も現在新卒採用においてリクルータとしての
役目を仰せつかることがありますので,
この記事を書きながら
うかつな質問で求職者(学生さん)に
「時代遅れな会社」だと思われないように
気をつけたいと思った次第です.

この記事を読んだ方の企業選びの参考になれば嬉しいです.

ありがとうございました.

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