こんな人に読んでもらいたい記事です
・情報発信に取り組んでいる人
(発表,報告,ブログ何でも可)
・情報の質ってなんだろう?
という人
結論
・情報発信の質には2つの軸がある
(1)情報の正確さ,善悪
→絶対的尺度で決まりうる
(2)伝え方(情報の受け入れやすさ)
→受け手によって変わる,感情が絡むので注意
メッセージの増幅装置
・(1)(2)共に高い部分(第一象限)を目指そう
ブログを初めてみたい人は以下を参考ください!
「良い情報発信ってどんなものなんだろう?」改めて考える
こんにちは,りゅういえんじにあです.
「良い情報発信ってどんなものなんだろう?」
って考えたことはありますか?
本ブログや仕事での報告の経験を踏まえて,
情報発信の質について考えました.
自分の今後の情報発信,ブログ記事作成
に役立てたいと思い備忘録としてまとめます.
「情報発信の質」を構成する2要素
日々の生活で相手に情報(メッセージ)を伝える
ことがありますが,うまく伝わったり,伝わらなかった経験があります.
どういったことでメッセージに伝わりやすさ(質)が変わるのか
自分なりに整理してみたのが以下の図です.
最近はこの図を意識しながら記事を書いています.
(1)情報の正確さ,善悪
絶対的な指標で
「これは正しいまたは間違っている」
と判断できる軸です.
例えば「1+1=2」は一般的に正しいですし,
「他人に暴力を振るう」ことは悪とされています.
これは基本的に人によって評価が変わることがなく,
「良いものはどんな人がみても良くて,悪いものはどんな人が見ても悪い」
と評価,判断できるものです.
(2)伝え方
一方第二軸は受け手によって評価が
変わりうるものです.
情報の受け手視点からみると
「情報の受け入れやすさ」と
言い換えられるでしょう.
この「伝え方」の評価が高ければ
情報は納得してもらえるし,
評価が低ければ納得してもらえずに
ただの自己満足になります.
より具体的に言えば「伝え方」は
メッセージの増幅装置になりえると考えます.
少しの実績でも表現が良ければ高い成果(響くメッセージ)になるし,
逆にすごい実績であっても表現が悪いと低い成果(響かないメッセージ)となるわけです.
またこの評価軸の難しいところは,
「評価に感情が絡む」という点です.
例えば料理を始めたばかりの人に
「カレーはスパイスから調合してこそだ!
スパイスから調理しないカレーなんて邪道だ」
などと言っても「いや,そういうのいらないから」
となり相手にされません.
最悪「偉そう,マウントされた」「この人苦手だ」などど
思われたら今後話すら聞いてもらえない
(情報を受け入れるか否かの判断すらされない)
可能性も秘めています.
情報が正しいか否かは関係ありません.
実際自分もtwitterの表現で「お馬鹿さん」と
言われたことで不愉快な気持ちになったことがあります.
この経験を受けて「伝え方は大事」と実感した次第です.
![](https://ryuyengineer-log.com/wp-content/uploads/2021/03/c982eaf76cf953c0dcbeffb81f3d281a-160x90.jpg)
![](https://ryuyengineer-log.com/wp-content/uploads/2020/10/1ffc844a5caaa25aaac6503d51de1702-160x90.jpg)
「情報発信の質」のマッピング
上記の二軸を並べると4つの象限に分けられます.
それぞれに特徴があり,
第一象限の発信を目指したいですね.
(1)高い,(2)高い:第一象限
共感され,意義のある情報発信
(1)高い,(2)低い:第二象限
内容は正しいが,受け入れがたい情報発信
例「マウント,ロジハラ」
(1)低い,(2)低い:第三象限
内容が間違っていて,受け入れがたい情報発信
論外
(1)低い,(2)高い:第四象限
内容が間違っているのにも関わらず,納得してしまう情報発信
例「政治のプロパガンダ」
ではどうしたら良いのだろう
当然ですがまず「正しい情報,内容」を発信することです.
ネット上で安易に入手できる情報だけに飛びつくのではなく,
専門書を開き学ぶ,実際に体験した内容などがあります.
次に受け入れやすい表現にするのを考えます.
例えば「美味しいカレーライスの作り方」を発信するとして
全くの料理初心者に発信するのと,
料理に慣れていて少し難しいことに
チャレンジしてみたいと思う人に発信するのでは
内容,伝え方は変わるはずです.
前者であれば
「人参じゃがいもを食べやすい大きさに切って炒めて煮込んで市販のルーを投入」
で良いかもしれません.
一方後者であれば
「〇〇の味わいのために▲というスパイスを入れて…」という表現の方が
読んでもらえるはずです.
相手の立場や「どんな情報がほしいのか」を
考えるのが「伝え方」向上に繋がります.
実際,自分の研究報告会の際,
相手(技術役員)が求めていることを
考え抜いた発表構成にしたところ
好感触を得ることができました.
おわりに
今回はりゅういえんじにあが考える
情報発信の質についてまとめました.
今後もこの評価軸を頭に入れ
情報発信をしたいと思います.
ありがとうございました.
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