こんな人に読んでもらいたい記事です
・夫婦で共働きだ
・夫婦の家事分担の割合に悩んでいる
という人
結論
夫婦の家事分担,そんあに杓子定規に決めなくてもいいんじゃない?
でもある程度のルールは必要だよね.
例えばこんなルールはどうかな?と思っています.
(1)相手の家事のレベル,出来栄えの評価はしない
→家事完了の判断は家事をやった人がする,家事のゴールを決めるのはやった人
(2)家事の到達レベルにこだわりがあるなら自分でやる
→「文句があるなら自分で納得するまでやりなさい」
どのようなルールを決めるにしろ
一度本などを読んで話し合ったほうが良さそうですね.
家事分担決めなくても大丈夫,やれる人がやれることをやる
こんにちは,りゅういえんじにあです.
現在我が家は奥さんと共に共働きの生活です.
共働き夫婦の大きな問題の一つが
「家事の分担どうする?」問題です.
杓子定規にやるのが苦手(決めることが目的になりそうで嫌だ)です.
また出社する・しないなど日々の生活スタイルは毎日バラバラで
ガチガチに決めたところでまともに運用できるはずがないので
「やれる人がやれることをやる」
スタイルを取っています.
本件夫婦でお互いに納得しているのですが,
その際「絶対にこれだけは守る!」というルールを決めています.
家庭の家事分担の参考になれば幸いです.
「やれる人がやれることをやる」とき守るべきルール
一見担当者を決めなくて良い,という楽ちんに見えるルールですが,
ある一定のルールを決めないと不公平感しかでて来なくなります.
我が家の家事分担において意識しているルールを紹介します.
(1)相手の家事のレベル,出来栄えの評価はしない
「やれる人がやれることをやる」ルールで運用したとき,
家事をやるのは「やる気」がある人,ということになります.
やる気があるというのは自分で状況をコントロールしたい,
例えば「今晩これを食べたい」とか
「この洗濯物はお気に入りのお洋服だからこんなふうに干したい」
というような思いがあるからだと思うわけです.
もちろん,これらの思いを達成したことで家事完了,という判断を下します.
動物は自分で状況をコントロールできると感じるものに対してやる気を出すものである
ということは一般的に言われていることです.
つまり自分でゴール(やりたいこと)を決めることができるからやる気がでるのです.
それにも関わらず「あれはだめだとか,これはこうしろ」とか
文句を言ったらどうなるでしょう?
やる気の源であった「自分で状況をコントロールできる」と感じることができなくなりますよね?
そうなると家事への意欲は下がる一方なのです.
仕事でも今まで決めていたゴールを上司の都合で勝手に変えられるとイラッとしますよね?(笑)
最悪感謝はしないまでも(いや,しろよという話ですが)
文句を言うことで相手のやる気を削ぐようなことだけは避けるべきですね.
(2)家事の到達レベルにこだわりがあるなら自分でやる
「達成度8割までは2割の労力で到達できる」
(パレートの法則)と言われています.
例えばホットクッカーなどを使えば,
達成度8割まで更に少ない労力で到達できるようなるでしょう.
とはいえ,人間ある程度できるようになったら
「ここはこうしてほしい,こうしたい」というものが出てくるものです.
例えば「毎日洗面台の鏡をピカピカにしないと気が済まない」とか
「お気に入りのニットはこう干してほしい」って思うこともあるでしょう.
ならば自分でやればよいのです.
自分の納得するゴールをこと細やかに把握しているのは自分だけなので,
それを下手に伝えようとするよりもはるかに楽ちんです.
上記でも書いた通り
動物は自分で状況をコントロールできると感じるものに対してやる気を出すものである
とされているので,「ああしろ,こうしろ」は実際に家事をしてしる人の負担にしかなりません.
実際にやってみて「実はこんなに大変だったんだ」などと気づいて
「これだけの労力をかけて得られるのはこんなもんか」と思えたら
現実的な家事のゴールを自分で修正できるようになります.
おわりに
家事などの分担を杓子定規に決めるのが苦手なので,
「やれる人がやれることをする」スタンスで運用している我が家の家事分担について
注意するべきルールについて紹介しました.
家事分担の参考になれば幸いです.