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【進路】【高校生】【もうすぐ大学入試】【機械系への進学をおすすめする理由】

技術者目線の小話
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こんな人に読んでもらいたい記事です

・大学で技術に関わる勉強をしたい高校生
・高校生の進路相談にのる大人,親御さん

結論

将来どんな仕事につくかわからないけど,
技術系に関わりたいなら「機械系」をおすすめします.

どんなお仕事があるのかは以下の記事でご紹介しています.

はじめに

こんにちは,りゅういえんじにあです.

もうすぐ大学入試の季節ですね.

高校3年生にとって大学(含学科)選びは人生の方向性を
決める一つの大きなポイントになるので,
真剣に悩まれていると思います.

ただ,今年は特殊な事情により
各大学のオープンキャンパスなどが中止になり,
それぞれの分野でどのような勉強ができるのか
十分に情報収集できていないのではないでしょうか?

そこで今回は機械系技術者が「機械系」の勉強をするとこんなに良いことがあるよ,
という話をしたいと思います.

進路に悩まれている高校生の皆さん,その親御さんの参考になれば幸いです.

ちなみに進路を考えるとき,こんな本を読むと「成功ってなんだろう」ってことがわかります.

機械系に進学し学ぶことのメリット

ここでは機械系のメリットを
大きく分けて「生活視点」「学問視点」「就職視点」で
紹介します

メリット(1):生活に密接した分野なので,勉強を生活で活かせる場面が多い

このサイトで何度か取り上げましたが,
家の中でも機械系の知識を活かせる場面は多いです.

「どのように冷凍食品を解凍するのか」
「火のどの部分が一番熱いのか」
「水圧でどれくらい扉が重くなるか」
などなどです.

このように実際家の中でおこる事象を,
ざっくり分析できるようになるので,
自分や家族の身を守る考え方,知識を得ることができます.

メリット(2):機械はあらゆる分野の総合技術.広い知識を学べる

さて,機械を作るのにどんな知識が必要でしょうか?
例えば日本の基幹産業といえる自動車を例に考えます.

目標の動きをさせるのに必要な力を計算する
→機械力学

機械が簡単に壊れないような部品の形を考える
→材料力学

ガソリンなどの燃料からどのように機械を動かす力を取り出すかを計算する
→熱力学

排気ガスなどをどのように外に吐き出すかについて考える
→流体力学

これらをあわせて機械の「四力」(よんりき)などと言ったりします.

このように一言で「機械」といっても
それを作るには様々な技術,学問を
理解しておく必要があります.

これらを広く学べる機械系の学部は様々まとめて学べる
お得な学部といえるのではないでしょうか?

個人的には「技術分野のリベラル・アーツ」といっても良いのではないかとおもっています.

機械系のお仕事(研究・開発など)のお仕事は以下に紹介しています.

メリット(3):就職活動では機械系の需要がある(食いっぱぐれない)

最後に,学生の皆さんが気になる就職活動についてです.

機械系学部を卒業した人の就職先として,
「自動車メーカ」「ロボットメーカ」などなど
「機械そのものを作る会社」を思い浮かべると思います.

ところがよく考えてください.
機械系の知識が必要なのはそれだけではないはずです.

現代社会において,どんな会社でもパソコンは使います.
パソコンを直すにも機械系に知識が必要です.
この場合パソコンを提供する商社,リース会社が選択肢としてありえます.

お菓子を作るのにも,一部の高級なお菓子を除いては
工場で機械が生産しています.
その機械をメンテンスするのにも機械系の技術が必要になるわけです.
つまり就職先として「お菓子メーカ」もありえます.

このようにコロナの影響もあり,省人化・非対面化の流れが加速している現在,
乱暴な言い方をすれば,「こだわらなければ食いっぱぐれない」分野
ということができます.

工場での技術系のお仕事は以下の記事で紹介しています.
併せてごらんください.

最後に

今回機械系大学出身者の目線で
「機械系の勉強をするとこんな良いことがあるよ」と
アピールする気持ちでこの記事を書きました.

りゅういえんじにあ自身も機械系の学部に入学したところ
勉強することが多く,学生時代は他の学部に比べて大変な思いをしました.

しかしそのおかげで幅広い知識を得ることができたので,
技術分野における選択肢を多く取ることができました.

今後は機械系学部の中でもなぜ,「ロボット」の研究をすることにしたのか,
といった視点でも記事にまとめてみようかと思っています.

ありがとうございました.

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