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「正論」ってどうやって伝える?~「正しい主張」で人間関係を壊さぬように~

お仕事アイデア
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こんな人に読んでもらいたい記事です

・「あいつは正論ばかりいうやつ」と言われるのが嫌だ

・「正論」を言わないといけないけど,気が重い

・「論破」と「正論」ってどう違う?

という人

結論

「正論」は正しいが故に,言い方・伝え方を間違えると
内容が伝わらないばかりが,人間関係関係を破壊することに
なりかねません

りゅういえんじにあはこんなことに気をつけています.

最低限以下は意識したほうが良いと思っています.

【ポイント】
「『正論を聞いてもらう』ためにはどうしたらよいか?」
ではなく
「『正論を聞き入れたい』と思ってもらうにはどうしたらよいか?」
(1)「話を受け入れると,どんな嬉しいことが起こるか」を伝える
(2)「事実」は否定するが「人格」は否定しない

はじめに

こんにちはりゅういえんじにあです.

今お仕事で研究業務に従事しています.

お仕事がら「正しいこと」(=正論)を言い合うことが
必要になってくる場面が多いです.

プロジェクトの進め方,実験の方法などなど
担当者が変わったり,年度が変わったりしたときに
「そもそも…」のように大きく方向転換をすることが多いです.

大きな方向転換には労力が伴いますので,
「正しい」とわかっていてもなかなか手を出せないというのが実情です.

正論は正しいだけに,反論が許されず「ぐぬぬ」と
不満だけが残ることになりかねません.

そこでりゅういえんじにあが
新しい提案をするときに気をつけているポイントを整理し,
自分のお仕事をスムーズに進める手助けにしたいと思いこの記事を書きました.

『正論を聞き入れたい』と思ってもらうにはどうしたらよいか?

正論というのはそれを言われた人にとっては,耳の痛い話です.

薄々わかってはいたけど,「時間がない」とか「めんどくさい」などの
理由で手をつけていない,などのことがあります.

ただ一方的に正論を述べるだけでは
「あいつは正論ばかりいうやつで何もわかっちゃいない」
なんてことになり,なにも進まないなんてことなりかねません.

そこでりゅういえんじにあは最低限以下のことに注意しながら,
話を進めることを心がけています.

(1)話を受け入れると「その人にとって」何が嬉しいかを伝える

「正論」は言われた人からしてみたら,
様々な事情,感情があって受け入れがたいものである
という認識を持っておくべきです.

それを受け入れてもらおうとするわけですから,
それ相応のメリットを感じられないと動きたいとは思いません.

ポイントは「2ステップでメリットを伝える」ことです.

「2ステップでメリットを伝える」とは?

ステップ1「直接的なメリット」と
ステップ2「ステップ1に伴う副次的なメリット」を伝えることです

というのはステップ1「直接的なメリット」だけでは,
「そんなことわかっているよ」と検討の土俵にすら上がらないからです.

最低限,メリットはこういう形で伝えましょう.

ステップ1:「直接的なメリット」を言う
(例)「この装置を見直せば,ここのばらつきがなくなります」

ステップ2:「ステップ1に伴う副次的なメリット」を言う
(例)「さらにこんなデータも取れるようになるから,
別のグループでも実験データを使うことができるようになって,
装置の維持に他のグループを巻き込める」

さてこの「何が嬉しいか?」を2ステップで考える発想は
自分の成果を会社にアピールする上でも大事なポイントです.

どんなに素晴らしい研究結果,モノを開発したとしても
「相手(会社)にとって嬉しいもの」を提供できなければ,
評価のしようがないからです.

極端な話「それ自己満足だよね」で終わります.

そうならないためには報告の方法,流れがポイントになってきます.

(2)「事実」は否定するが「人格」は否定しない

これはもはや正論云々ではなく
人間関係を円滑に進める上での
基本的なポイントですね.

例えば反論できない「正論」を盾に,その人の人格を否定します.

例えば「ほんとは▲▲なのに〇〇な発言するやつはお馬鹿さんだ!」
みたいな発言ですね.

正しいことであるが故に反論できないんです.

そもそも問題の解決にならないですし,
なにより聞いた人が絶対に嫌な思いをします.

ただでさえ正論は耳の痛い話であるのに,
人格まで否定されては「こんなやつの話なんかきくもんか」
になります.

もうこうなっては「内容が正しいか否か」は一切関係ありません.

実際にりゅういえんじにあもtwitterで発言した内容に関して,
一部の方の信念に反することがあり
多くの反応を受けたことがあります.

一般的にいうところの社会的地位の高い方に
「お馬鹿さん」などと引用RTされ人格を否定されました.

話を聞こうという気が一気になくなったのを覚えています.
内容が正しかろうが,相手の人格を否定するのは論外ですし,
何も生産性のない無意味な行為でしょう.

おわりに

経験上,上記を気にして提案を構成ことで
話が進むことが多いです.

もちろん担当者同士の人間関係もあるので
100%うまくいくという確証はありませんが,
話が進んだ経験が増えたのも事実です.

参考にしてみてください.

ありがとうございました.

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