こんな人に読んでもらいたい記事です
・「リノベ済み物件」か「中古マンションを購入してリノベーション」か悩んでいる人
結論
・「中古マンションを購入してリノベーション」をやってみて「めんどくさい」と感じたハードルは以下の通りです.
(1)ローンの問題 「時間」
(2)ローンの問題 「金利」
(3)火災保険 「リフォーム中は加入できない」場合も
「中古マンションを購入してリノベーション」をやってみて感じたハードル
こんにちは,りゅういえんじにあです.
住宅を購入するにあたって,中古マンションを購入&リノベーションを手配することになりました.
ローンを契約したのですが,少しめんどくさいとおもったので参考に紹介したいと思います.
(1)ローンの問題 「時間」
物件の購入費用とリノベーションの費用のローンの準備を同時並行で進めないといけない,ということが大変でした.
まず物件購入費用ですが,当然ながら早い者勝ちになるのでさっさとローンの審査などを完了させないとそもそも売買契約の土俵にすら立てません.
次にリノベーション費用のローンですが,こちらも当然「どんなリノベーションをするか」を決めないと見積もりできず,ローンの審査に進むことができません
また業者さんの現地調査も必要でしょう.
物件のローン支払と引越前の家の家賃両方払う期間をできるだけ短くしたい,ということであればとにかく時間との勝負になります.
あんまりもたもたしていると「せっかく自分の家があるのに入居ができず,ローンと賃貸の家賃をダブルで支払わないといけない」なんていうすごく悲しいことになりかねません.
(2)ローンの問題 「金利」
ローンの問題は時間だけではないです.
普通住宅ローンとリフォームローンの金利を比較すると,
『「住宅ローン」>「リフォームローン」』になりがち.
また金利の差を飲み込んだとしても,リフォーム費用満額貸してくれるとも限らないので,一時的に貯蓄を切り崩さないといけない場合もあり得ます.
しかもリフォームローンは住宅ローンとは別物,ということならば住宅ローン控除にも影響するかもしれません.
同じ「自分たちの住宅に対するローン」なのに,控除額が不利になるかも.
(もっとも最近は控除が縮小傾向なので影響は小さくなってるかも)
(3)火災保険 「リフォーム中は加入できない」場合も
まぁこれに関しては「リフォーム中に加入できる」保険を探せばよいだけですが,
少しめんどくさいです.
よさげな補償プランであっても「現在居住中の物件に限る」ケースもあるし,
しかも「リフォーム中に加入OKか」をHPなどで明示してくれていないケースもありました.
自分も一度契約したものの、居住実態がないと保障できませんということになり契約が白紙になったケースがありました。
(記載があってもしっかり探さないと見落とすようなレベル,きちんと調査が必要.)
「自分たちで部屋をリノベーションする」ということは結構マイナーな話なんだな,と実感しました.
ちなみに(ちょっとくらいはローンの知識を身に着けておいた方がよいかもね)
実際に物件を見に行ったり,ローンの審査に進む前にせめて本の一冊くらいは目を通しておいた方がよいと思います.
例えば以下のような本を読んでみました.
まとめ
「中古マンションを購入してリノベーション」って確かに自分たちで好きなようにお部屋を作れる一方で,一戸建て住宅とは違って比較的便利な場所に住める,というメリットがあります.
でも手続き的な面や,一時的な貯蓄の切り崩しの可能性もあることを考えるて選択は慎重になった方がよいかもしれませんね.
ありがとうございました.