こんな人に読んでもらいたい記事です
・メーカの技術系を志望し,就職活動をしているが
具体的にどんな仕事があるのか気になる人
・技術系のお仕事にはどんなものがあるのか,興味がある人
結論
就職活動の前に技術系のお仕事ってこんな感じだよ,というのが分かっているとうれしいですね.
メーカにおける技術系のお仕事は以下のように分けられます.
・先行開発
・製品開発
・設計
それぞれの特徴をご紹介します.
メーカのエンジニア職ってどんな仕事?
こんにちはりゅういえんじにあです.
本記事では就職活動でメーカー企業の技術職を検討している方に
技術職のお仕事はどんなことをしているのかをご紹介します.
もちろん企業によって,呼び方は変わるでしょうが
大枠は変わらないので志望動機や面接の対策に使っていただけると幸いです.
りゅういえんじにあのバックグラウンド (読み飛ばしOKです)
この記事の信憑性を示すために,りゅういえんじにあの遍歴をご紹介します.
【業務遍歴】
・現在BtoBの機械部品メーカの研究部門に所属しています.
・これまでのの経歴としては「先行開発」→「開発」→「研究」になります.
【リクルート活動遍歴】
・会社の若手リクルータとして,出身大学でのキャリアセミナーで説明しました.
・大学生の業務に関する疑問質問対応をしていました.
メーカにおける技術系のお仕事
それでは,以下にメーカにおける技術職のお仕事を紹介します.
(4)→(1)にかけて,実際の客先(BtoBであれば,相手方企業)からの
距離が近づいているのが特徴です.
逆に番号に若い順番に,長期的スパンで業務を進めていきます.
一言で技術系のお仕事といっても,
それぞれ面白い面や大変な面が異なるので要チェックです.
(1)研究:会社の10年先のメシの種をつくる.
その会社の製品を支える独自技術を作る部門です.
特に何か特定の製品をつくるわけではないけど,
将来キラーコンテンツとなり得る技術を作る部署です.
その名の通り,研究に関わる人が多いので,
企業によっては博士の学位を持つ人しか配属されなかったりします.
この部署での成果物としては,対外的に発表する論文・特許だったりします.
モチベーションを保つのが難しい部署になります.
・お気楽に仕事ができるかと思えば,
少ない人員で多くのテーマを回さなければならないことも…
(2)先行開発:会社の5年先のメシの種を作るイメージ,将来的な稼ぎ頭となるであろう製品を試作する
(1)の研究で作られた技術ですが,基本的に製品という形に落とし込まないと
企業にとってはお金になりません.
そこで,新しい技術を製品の形にするのがこの部署の役割です.
いわゆるプロトタイプをつくるようなもので,
様々な制約条件がありながらも,ひとまず形にしてその課題を洗い出し
再度試作品を作るという地道な作業がおおくなると思われます.
製品試作品を作るので,比較的多くの予算が割り振られている,そんな感じがします.
この部署での成果物としては,新しい製品に関する特許などがあります.
また売れるか?といった視点も必要なので,幅広い知識が必要になります.
(3)製品開発:お客の会社に使える製品を提案する.製品を作る
(2)先行開発で開発した製品は,そのままでは「これだったら売れるに違いない!」と
「独りよがり」なものになっています.
製品を実際に客先に買ってもらうために,提案しなければならないですが
そのための試作(先行開発よりもより具体的なもの)をしたり,評価したりします.
〇〇年量産開始,などとプレスリリースされているものはこの部署関わるものだったりします.
お仕事がら時間との勝負,という場面が多いです.
(4)設計:製品をお客の要望にあわせて作り込む
客先と同意した製品の仕様に併せて設計をチューンナップする部署です.
(3)製品開発で客先に提案した製品ですが,そのままでは買ってもらえません.
それは,実際に使う場面にあわせて様々な部分の設計を詰めなければならないためです.
この仕事のポイントになるのは,客先の仕様に合わせるだけではなく,
生産性の高い設計にすることです.
たとえば機械ではねじなどをつかって,部品同士を締結(固定)することになりますが,
その際ねじを締める工具を扱うスペースを確保する必要があります.
そういったことを考えないと,後で生産部門(工場)の人たちから怒られることになります笑
ここでの成果物(設計図など)が生産部門(工場)に移されて量産されることになります.
決められた手順,ルールに基づいて図面などを用意する必要があります.
おわりに
今回,メーカの技術系のお仕事をしているりゅういえんじにあが
技術系のお仕事はこんな感じですよ,とご紹介しました.
お仕事のイメージを持ってもらうきっかけになると幸いです.
ありがとうございました.
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